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Posted by さがファンブログ事務局 at

 

命を救った介助犬(テレビニュース)

2008年09月16日

夕べと今朝のテレビニュースで大きく取り上げられていましたね。



アメリカの介助犬バディ君が、飼い主の緊急時に、自分で携帯電話をかけ、
それを受けた救急が、あまりに電話口でワンワン吠える声がするだけなので駆けつけてみると、
飼い主が発作で倒れていたというのです。

慌てて救急車で病院に運び、それによって、一命を取り留めたのだそうです。



介助犬は、緊急時に外部と連絡を取るようにも訓練されるのだそうです。

アメリカは介助犬が5000頭も活躍しているのに対し、日本はまだ43頭。
訓練士が足りないのと、理解が足りないのと。。。共生の感覚がたりないのです。



日本でももっともっと介助犬が必要とされています。
介助犬・聴導犬・盲導犬を総称して、補助犬と呼びます。

日本には、補助犬法は成立し、佐賀でも公共の施設に補助犬は入れるのですが、

補助犬自体が少なすぎるのです。

佐賀県内には、わずかに1頭のみ。

佐賀県には、補助犬を飼養するための補助金制度も無いのです。

補助犬をもっともっと育成し、また一方で、犬が人間を助ける力があることを認識し、そしてもっともっと共生の感覚がはぐくまれていくと良いのに、と願います。


(*写真は、今朝のTBSの番組の画面を写したものです)

  


Posted by はなみずき at 08:17 | Comments(0) | はたらく犬たち

 

ディロンとアニマルセラピー

2008年09月15日



CAPP(コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・プログラム)という人と動物のふれあい活動についてご存知でしょうか。
健康な犬や猫を連れて老人ホームや病院などを訪問する活動で、社団法人日本動物病院福祉協会が20年にわたって地道に続けてきたアニマルセラピーを普及させる活動です。

今夜、NHK総合テレビでスペシャル番組放映されたばかりのドラマ「ディロン〜運命の犬ふたたび〜」、ごらんになった方もいらっしゃると思います。この番組は、2006年5月から連続ドラマで人気を博しましたが、ディロンは実在のセラピードッグでした(2007年7月他界)。そして、ディロンが現実に愛知県で参加していたのが、このCAPP活動なのです。

興味のある方は、日本動物病院福祉協会のサイトのCAPP活動のページをご覧ください。
    ↓
 CAPP活動(日本動物病院福祉協会)



なお、佐賀でもCAPP(シーエーピーピー)活動の拠点作りが始まっています。
進んでいる地域は、犬とボランティアが足りないくらいだそうですが、今の佐賀は、犬を育成する段階です。
アニマルセラピーは何も犬だけじゃなく、猫(セラピーキャット)も有効です。


犬好きでも猫好きでも、
佐賀市内のDogWood(tel0952-60-5757)というお店が拠点ですので、ご興味のある方はそちらに電話をかけて問い合わせてみてはいかがでしょうか。


  


Posted by はなみずき at 21:56 | Comments(0) | アニマルセラピー

 

今夜、運命の犬ふたたび

2008年09月15日



NHKの大人気ドラマの『ディロン~運命の犬』の単発続編が、

『ディロン~運命の犬ふたたび』として、放映されます。

樋口可南子さん、大杉蓮さんらの好演で、

捨て犬、殺処分、動物愛護、介助犬、アニマルセラピーなどについても盛り込み、

心温まるドラマ仕立てで、大好評を博した3年前の連続ドラマでした。

その単発続編は、一昨年に、一度、クリスマス特別番組がありましたが、

今回久々の登場です。


放映予定は、今夜、9月15日(月)午後7時半~8じ43分まで、NHK総合。 

皆さん、どうぞごらんになってね。

  

Posted by はなみずき at 14:20 | Comments(0) | お知らせ

 

運命の犬ふたたび~ディロンがテレビに

2008年09月10日



NHKの大人気ドラマの『ディロン~運命の犬』の単発続編が、

『ディロン~運命の犬ふたたび』として、放映されます。

樋口可南子さん、大杉蓮さんらの好演で、

捨て犬、殺処分、動物愛護、介助犬、アニマルセラピーなどについて

心温まるドラマ仕立てで、大好評を博した3年前の連続ドラマでした。

その単発続編は、一昨年に、一度、クリスマス特別番組がありましたが、

今回久々の登場です。


放映予定は、9月15日(月)午後7時半~8じ43分まで、NHK総合。 

皆さん、どうぞごらんになってね。

  


Posted by はなみずき at 05:42 | Comments(0) | お知らせ

 

ペットの食の安全は?

2008年09月09日

三笠フーズの汚染米・事故米(カビ、メタミドホス検出)の意図的転売という犯罪的行為のことがニュースになっています。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080909-OYT1T00067.htm

人間の食材の一部に混ぜられたり、もちろん、転売先購入先はそうとは知らなかった訳ですが、日本酒の原材料の一部になったりしていると判明。

私はこのニュースに震えました。

きっと、こんな米、食に適さない米は、ペットフードに何の疑いも無く使用されているに違いない。

だって、すごく安価だそうだし、なんといっても人間様の食材としても転売されたのだから。

フードの原材料の産出国には気をつけなければいけませんね。

これら事故米・汚染米は、現時点で判明しているのは、すべて海外からの輸入米だということです。

  


Posted by はなみずき at 09:05 | Comments(1) | ペット自然食のススメ

 

ペット霊園の規制が厳しくなりました

2008年09月06日

しばらくご無沙汰でした。



去年暮れに亡くなった愛犬の写真です。
このブログを始めてから亡くなったので、なんだか胸が苦しい。


今年、佐賀市はペット霊園に関する規制を定めました。

詳しくは、コチラ をご覧になってください。

モラル正しいペット葬儀の機運が高まるきっかけとなればと願います。

ちなみに、我が家の場合は、火葬後、お骨を引き取って、自宅に安置しています。

下の写真は、自宅リビングにつくった亡くなった愛犬を偲ぶコーナー。



お骨はここにはありません。真ん中の赤い箱は、彼女を偲んで特注したオルゴールです。

「千の風にのって」の曲を入れました。

彼女の月命日に開いて聞いています。

ペット霊園に何を望むか、ですよね。

私たち夫婦は、自宅で自分たちのそばにおきたかったし、私たちが死ぬ時に、一緒に自分たちのお墓に入れてもらおうと決めています。
  


Posted by はなみずき at 09:07 | Comments(1) | ペットにやさしい街づくり

 

被災地のペット救助

2008年06月16日

中国の四川大地震に続き、日本でも岩手・宮城内陸地震に見舞われました。

私たちの地球はどうなっているのでしょう。


こういうニュースを聞くと、ペットたちはどうしているだろうと、どうしても思わざるを得ません。

新潟の中越沖地震の時、私はペット救済の為いろいろとメディアに働きかけたり、ペット救済物資を送ったりと、自分に出来る行動を取りました。

今回も必要なことがあるならやりたいと思って、情報収集中です。

被害に遭われた方々の一日も早い復興と、そして、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。





画像は、大和町の花しょうぶ園。今が見ごろです。

ワンちゃんもOKと聞いたので、家族で行きました。

美しい花。美しい自然。そして、地球。

でも、自然は時に恐ろしい時もある。

人間は、地球に対してやさしくあるでしょうか。

天災に遭うと、よく考えさせられます。
  


Posted by はなみずき at 04:49 | Comments(2) | ペットにやさしい街づくり

 

犬連れ飛行機旅行

2008年06月01日

空港でばったり出会ったゴールデンレトリーバー君。



家族と旅行に出ていたんだそうです。

このご家族は、国内旅行はどこにでも、愛犬を連れて行くのだそうです。

このゴールデン君も、なんだか落ち着いていて、慣れているみたいでした。

さすが、体力のある子はちがうな。それに飛行機旅行は精神力も必要だろうな。



普段、自宅外では靴着用のゴールデン君なのでした。

  

 

佐賀市の野良猫対策~地域猫という取り組み方

2008年05月28日

昨日、佐賀市による、第1回佐賀市地域猫推進基本方針策定委員会が開催されました。
私も委員として出席しました。
佐賀市副市長、部長、課長、係長らが佐賀市側として出席、専門家委員2名、地域(自治会)委員2名、愛護団体1名、県動物愛護推進委員1名、県行政から1名、そして、公募の市民が1名、という構成でした。

統計によると、推定2000頭(統計なのに推定)の猫が市内に生息しており、そのうち、飼い主のいる猫と飼い主のいない猫があるわけです。

飼い主のいない猫を野良猫といいます。

その野良猫対策をどうするか、というのが、今回召集された委員会でした。

野良猫を減らすのか減らさないのか、そのためにどのような方針を持って佐賀市は進もうとしているのか、という説明は、実は一切ありませんでした。なので、質問したら、以下のようなことになりました。

佐賀市は、他県で野良猫を減らすために苦肉の策として始められた「地域猫対策」を、何の審議もなく取り入れて、そっくりそのまま真似していこうとしていました。「何のため?」という話はすっ飛ばされ、はじめから「地域猫対策ありき」で話が進んだのは、大変不親切な会議でした。行政としては、今後、野良猫を減らす目的があるかどうか、ということの話はまったくされませんでした。

『地域猫』とは、行政もお金を出して、野良猫捕獲作戦を実施し、すべての野良猫に不妊・去勢手術を施し、これ以上野良猫が増えないようにする。その上、地域で、自治会等が合意に達したところでは、その猫たちにエサをあげる、清掃をする、糞を片付ける、死骸を片付ける、等の世話に関する担当者を地域で決定し、その人に託して、地域ぐるみで猫を飼っていく、というやり方が、『地域猫』と呼ばれる、官民一体となった新しい方法論で、地域で生息する猫を管理するシステムです。

エサやり担当になる人は猫好きでしょうから、これまでこっそりエサを与えていたのが、堂々と与えて良いことになるので、嬉しいかもしれません。しかし、担当の役割には、エサ以外にも、清掃や片付けといったものもあり、それができなければ、余計に苦情が発生しないとは限りません。
また、地域を限定して行うのですが、その地域は住民全体のコンセンサスが得られなければならないのです。
この対策には、猫が嫌いな人も、その地域に猫が生息しえさを与える人がいることを了承しなければなりません。
特定の地域でエサをもらえるとわかると、猫たちはえさを求めて移動します。
その地域は、東京都での地域猫対策をやった地域で発生したように、むしろ地域に生息する猫が増えていく、ということも今後考慮されます。
猫が苦手だったり、猫で喘息などのアレルギーを持っている人はその地域で住み続けることが心地よいでしょうか。
いつまで、その状態でいられるでしょうか。
お世話する人が倒れたりしたら、その後はどうするつもりでしょうか。地域としては、自治会などで、その猫担当を誰かが引き継がなくてはなりません。ボランティアです。


私も住民税を払っている一市民で、今いる猫の命を大切にしたい気持ちは同じですが、行政の施策となってしまうと一般市民としては血税を使うのですから、今回のガイドライン策定にあたって、『ただ単に、今野良猫となっている猫にえさを与えて地域で暮らせればよい。助けてあげたい』のか、そもそも、何のために今日召集されたのか、ということの基本方針を聞きたかったし、自分の住んでいる地域に指定されたら、自分はどうなるのかを具体的に想定しながら、いろんな角度から質問をしたのですが、その質問が、気に障ったみたいでした。

なぜ質問を繰り返したかというと、他県で行われている地域猫対策は、『不妊を施した猫たちが生涯を終えるまでは命を大切にして面倒を見るが、その後は増えない増やさないようにし、最終目的は飼い主のいない猫を無くす!』のが目的なのですが、佐賀市はその点があいまいだったからです。

『佐賀市は、未来永劫、猫を地域で飼っていくと方針を立てているのか、それとも、飼い主のいない猫はこの対策によって将来的に無くすつもりなのか?』

2名の担当官の方が、まったく正反対の回答をされましたので、それを指摘しました。

とうとう腹を立てられてしまいました。
地域猫対策に関して、野良猫苦情がもとで発想したということは聞いていますが、その野良猫=飼い主のいない猫について、佐賀市は今後、愛護の観点からどうもって行くつもりなのか、まったく話し合われていない様子が露呈していました。動物愛護に関しては、日本は明らかに後進国です。先進国である英米では、野良猫はいません。命が大切に管理され、飼い主のいない猫ということはありえないのです。

ある担当官は、「野良猫はいなくならない。なので、ずっと地域猫対策は続けていく」と断言されました。
しかし、猫が苦手な住民側に立てば、『いなくならないのであれば、その地域には住めない。住みたくない。いつかは飼い主のいない猫はいなくなるよう推進するため、というのであれば、20年くらいは我慢するが』という気持ちの人が大多数なのではないでしょうか。

よっぽどの愛護活動をしている人か、よっぽど猫嫌いか、そういう人たちは意見がはっきりしてると思いますが、むしろ、そのどちらでもない大多数の人たちのことを考えた施策であるべきだと考えますが、佐賀市は『今野良猫をナントカしないといけないからそのために「地域猫対策」という他県で行っている方法を取り入れるが、その後のことは考えていない』ということでした。もう一人の担当の方は「将来のことは、情勢を見ながら変わる可能性がある」と、まだ不安定なことを述べました。動物愛護の観点からは、世界の情勢はすでにはっきりしているですよ、と、会議後その方に言いましたら、言葉を濁されました。勉強不足も露呈しています。動物愛護の観点からは、飼い主のいない猫はいないようにもっていく、それが行政の責任なのです。日本の法律では、猫には狂犬病のような致死病を伝染させないから取り締まれないままにしているそのことが、すでに後進国なのです。現代社会では、犬も猫も、野生で生息できる社会ではなくなっているからなのです。だから、野生の猫とか、猫が野生化した、とは言わず、野良猫、猫が野良化、という表現が文化の中で生まれているのです。猫は食べ物の関係で、食の環の観点からも、野生化はほとんど難しく、人間社会の中か周辺にいないと生息できない状態になっているのです。もし野生化をも考慮するならば、野鳥などのようにサンクチュアリ=保護区の設定も視野に入れなければなりませんが、現代日本の猫の場合は、それは現実的とはいえません。

英米のように、将来的には、飼い主のいない猫はつくらない!
そのための飼い主教育や飼い主に課される義務についても、考えていくべきではないでしょうか。

飼い主側の義務についてですが、猫には以下のような特性があるので、飼い主の飼い方が重要になります。
猫はしつけられない、というのが、通常言われていることです。
よほど飼い主が躾のプロで生まれた時から条件付けをしていれば、いくらかの躾もできないわけではないようですが、やはりかなりコントロールが難しい生態をもつ動物です。

なので、飼い主に義務を課す方法を取るのが英米ですが、日本の動物愛護管理法は、猫についてはそこまでの猫と人間の共生についての理念は盛り込まれていません。それが混乱のもとでもあるのですが、動愛法に書いてないからできない、との一点張りは、行政の発想として違うのではないかと思います。地方自治の時代ですから。

何も英米の真似をしろと言っているわけではない。すでに愛護先進国でできていることを、「野良猫はいなくならない!」と決め付けるその姿勢は、行政としてのビジョンに欠けると思い、むしろ、今、「地域猫推進ありき」で佐賀市が野良猫対策を進めていこうとしているその姿勢が、むしろ疑問に思えてしまったのでした。


『地域猫』は、野良猫苦情に窮した自治体が将来ビジョンを持ちながらも、今生息している猫の命を大切にしながら、社会の中での共生と共に、現代人の暮らしと猫のバランスを共生という観点でうまくアニマルコントロールするために立てた一時的取り組みです。一時的というのは、猫の寿命の期間を指しますが、その後は減らしていく計画です。横浜市磯子区、東京都、千葉県市川市、福岡市、神奈川県川崎市などで実施されています。

佐賀市は、地域猫は無くならない!と断言されました。
ということは、その地域の人たちは、生涯、そして、子どもたちの世代も、それをやっていく、ということです。
世界の猫に関する動物愛護の潮流に照らしても、なんだか変です。


私の意見は動物愛護の観点からも市民としての立場からも、地域猫がそのあるべき目的が確認され、その目的のもとに方法論が具体化され、各自治体の方々が納得して取り組むことができるならば異議を唱えるつもりはありません。しかし、その策定のプロセスにおける行政の姿勢はもっとしゃんとして欲しいしビジョンを持っていて欲しいし、さらには、住民を教育するつもりでいて欲しい。動物愛護に関しては、今ある国の法律だって不備だから、それが「ありき」で進めてはならない、「なぜなのか?」にきちんと説明のできる計画を持って欲しい、ということです。「できないできない」といっていては何も変わらない。オバマではないけれど、行政こそ、新しい視野と方法論を提供でき、住民が安心できるように、そして、社会的弱者である猫との正しい共生のあり方を長期的見通しを持ってCHANGEを生み出して欲しいと願っているのです。

そして、猫に関しては(犬もですが)、飼い主の意識やマナー向上についても、もっと重要に位置づけて推進しないと、「捨てる人がいるから」野良は増えるし、そもそも猫は家につくといわれながらも犬のようには人に懐かないし、移動もするので、どの猫が飼い主がいてどの猫が飼い主がいないのか、判別がつきにくいです。登録制、あるいは、マイクロチップ挿入等も、将来的には義務化する、などの、飼い主が野良猫を出さないようにすることも行政指導していくことで、佐賀の文化性は高まっていくと考えています。

そのために多数の質問と意見を出しましたが、佐賀市は佐賀県と違って、自分たちが出した計画と違う観点の意見が出ることは慣れておられないようでした。
出された計画を承認するだけの会議だったのかな、と、あとで思いましたが、それでは住民が困ります。



皆さんはどう思いますか?

佐賀市は、パブリックコメントを募集します。
平成20年6月下旬から7月中旬まで。佐賀市ホームページで募集がかけられる予定です。

皆さん、ふるって、ご意見を出してください。
市民の皆さんの生活に関わることです。

私は、ここまで意見を出しましたので、パブリックコメントにも書きますが、決定したら、従いますよ。
従うためにも、皆さんがどんどん意見を出してくださって、どこの真似でもない、佐賀市オリジナルの猫対策ができるともっと素晴らしいと思います。
パブリックコメントは誰でも行政施策に参画できる唯一の方法です。
皆さん、ご一緒に意見を出しましょう!



この猫は、知人がレスキューし、不妊手術を施して、心優しい新しい飼い主のもとにもらわれていった猫です。

  


Posted by はなみずき at 06:59 | Comments(3) | ペットにやさしい街づくり

 

訓練という名の虐待を見た

2008年05月22日

すごいテレビ番組を見てしまいました。

飼い主の言うことを聞かない犬のために、プロ訓練士を家に招いた家族

その家族の前で、その訓練士は、チョークチェーンと呼ばれるチェーンでできた首輪を巻き、

怖がって余計に過敏になっているその犬が、普段より余計に攻撃的になっている時に、

そのチョークチェーンを引っ張って首を絞め、

苦しんでいる時に、身体を床に転がし、息ができなくてハーハー言って身体が動かなくなった犬を指差し、

「ほら、こうすると、飼い主がリーダーだとわかって落ち着きます」と説明していたのです。

「アルファロールというやり方ですよ。」と得意そうに。

飼い主の奥さんは見ていられなくて頭を抱えて涙を流していましたが、

ご主人は、自分にもできるだろうか、制御できるだろうかと不安を抱えながらも、

プロと呼ばれる訓練士の言うとおりにやってみていました。



犬は、死ぬくらいなら力を抜くことを学習します。

落ち着いて見えます。

しかし、これは、学習性の無気力症になるのです。

学習性無気力とは、刑務所で独房に入れられた人間が陥る症状と同じです。

それを、拘禁反応と言います。

誰も信じられない、生きていく本能で食べるだけ、しかし、生はもう色褪せ、

死ぬ日を待つのみ。




この犬は、きちんと正しく教えられていない。

人を信じること、飼い主を信じること、楽しむこと、社会の一員としてのルールを守れば人生は楽しいこと

何も信じられない、飼い主は嘘つきで怖い人、もう一緒に遊べない

また死ぬ恐怖を味わったら、生存本能は牙を剥くでしょう。




これは訓練という名の虐待です。

動物の訓練にも人道主義と倫理が適用されるべきです。

同じ地球上に巡り合わせた生物同士なのだから。

この訓練士は、チョークの使い方も、罰の使い方も間違っている。

アルファロールは正しい接し方とはいえません。狼や犬の生態にも、強いものが首を絞めながら相手を転がしてリーダーであることを示す、というやり方は存在しません。野生でそこまでやる場合は殺す闘いで、一緒には暮らさないのです。

この飼い主さんたちは、自分がこんな怖い思いをさせたあとも、あるいは、こうして恐怖を味わわせながら、同じ家の中で一緒に暮らし続け、自分のいうことを聞く従順であることができると思うのでしょうか。

何より、10数年一緒に暮らすその間、ずっとチョークチェーンで首を絞めながら暮らしていく、そのエネルギーを持ち続けられるでしょうか。

犬にも心と考える力があります。相手を信用できるかどうか、判断する力があります。



何より、このような動物虐待の訓練の様子が、さも良いことかのようにテレビ番組で放映されること自体が

とことん間違っていると訴えたい私がいます。



チョークチェーンの使い方は難しいのです。素人では恐怖を味わわせるのみ。

一般の飼い主は、むしろ、チョークチェーンを使わずに躾できる方法を学ぶ方が、お互いの絆が深まり、より良い人生のパートナーとなるものです。

チョークチェーンを使わないで家庭犬を指導するには、陽性強化法というやり方があります。

L.E.A.Dプログラムというのもあります。

犬の訓練士も、ちゃんと選んで話を聞きましょう。

選ぶ権利は私たち飼い主にある!

っと、テレビを見て、心に決めました。


  


Posted by はなみずき at 00:06 | Comments(1) | 動物愛護

 

白鳥の憤死

2008年05月05日

ニュースで流れていましたが、中学生たちに白鳥が7羽も殺される事件が起きていたんですね。

その中学生たちは、首の長い白鳥を棒で殴って首を折るのが面白かったと証言していると。

10代はじめまでに動物虐待した経験のある子は、その多くが成人期にも犯罪に手を染めることになる

殺人犯の4分の1が、少年時代に動物を虐待したことがある、という統計も報告されているほど。

幼児期からの教育において、命の大切さを、きちんと教えていく

これは教育の緊急命題ではないかと思います。
  

Posted by はなみずき at 08:28 | Comments(2) | 動物愛護

 

犬用フラワーエッセンス

2008年04月19日




愛犬の白が手術してから6日目です。

術後、2晩入院し、3日めに帰宅しました。

薬を一切受け付けず、食欲もありません。

ゲゲゲのしげたんさん のところで、ホメオパシー医療の説明がありましたが、

我が家の愛犬にも、フラワーエッセンスを愛用しています

これなら、新薬が苦手な犬も、摂取しやすいのです。

バッチ博士の開発したフラワーエッセンスは、バッチ・フラワー・レメディと呼ばれ、

獣医学でも多用されるようになりました。

私も 犬のホメオパシーの理論を勉強し、フラワーレメディを愛犬に日常的に用いています。

本来なら、一頭一頭、症状に合わせて、漢方薬のように処方するべきですが、

我が家の白の場合、市販のすでに症状にあわせて調合されたものでも香りが良いので受け付けてくれ、ちょっと楽ですね。

今は、術後ですので、『レスキュー&リリーフ』を用いています。



今までは、インターネットで検索してからしか購入できず、送料等がかかっていましたが、

佐賀市内にオープンしたDogWoodさん でも、フラワーエッセンスを調合したフラワーレメディを店頭で購入できるようになったので、

急な時にもすぐに入手できるので、とても助かっています。
  


Posted by はなみずき at 21:06 | Comments(1) | 病気と看病

 

愛犬の病気

2008年04月08日



うちの犬が病気になりました。

一緒に遊ぶといつも元気に見えていたのですが、

疲れやすくなっていたように思います

そういえば、しばらく前から食欲が落ちていました

ある日、血便が出たので病院に連れて行ったら

血便の方は、大腸炎で、コチラはすぐに治るということでしたが、

調べてもらったら、別の内臓が悪くなっていて、それは結構重症でした

大腸炎は、体調が悪くなっていたのをがんばっていたので、ストレス性だとのことでした
黙って耐えていたんだね。

手術をすることになりました

今週は、抗生物質を飲ませてみてある程度体調を整えてから

来週、手術、ということになりました

犬はモノを言わないので、気づいてあげるのが遅れます

痛かっただろうね

気持ち悪かっただろうね

気づいてあげられなくてごめんね

それなのに、いつも私を待っててくれて信じてくれてたのに

私が気づいてあげられなくて、本当にごめんね
  

Posted by はなみずき at 05:12 | Comments(0) | 病気と看病

 

ホリスティックフード

2008年04月05日

ホリスティックとは、食べ物の素材を、栽培方法や原産国といった要素を含め、その質から厳選することによって、普段の食生活を見直すことにより、からだの中から病気に強い健康な身体づくりに努める考え方です。人間でいうマクロビオティックとか、そういう考えに近く、いわゆる『ペットの食育』を考えて生活実践することです。人間の食育は、食べ物を考え食べ物教育を通して心を育てるという部分がありますが、ではペットには心の教育ってできるの?と思われる向きがありますが、実は、犬の知能は人間の3歳程度で、犬の心理の研究も進んでいます。犬や猫にも性格があり、心にあたるものはあるのです。



市内に新しくできた無添加フード屋さんでは、『ペット自然食の推進』をポリシーにして、ホリスティックケアの勉強をしている人たちの間で羨望のフードを多数取り扱っていました。

これまでは、佐賀県には取り扱っているところがほとんどなく、結局、ネットで購入するしか方法がありませんでした。

でも、これからは手軽に入手できそうです。

ちなみに、ペットフードは、基準の厳しいオーストラリア産か国産が安全だといわれており、それは、うちの愛犬たちでも経験しています。特にオーストラリア産は世界中でも長年にわたって定評があり、添加物への基準が厳しい上、ホリスティックの歴史が長いので、ある程度の信用が置けます。国産は最近のペットブームと3月に国会で定められたばかりのペットフード法により、国内情勢として急激に無添加フードが流行りだしており、むしろ、用心して選ぶべき状況だと思って、私的には国産の新製品には少し警戒しています。数年間に渡る検証によって、安全が確認されたものを選ぶよう、消費者もキャッチコピーに踊らされずに賢くなる必要があると思います。

フードによって体質が直ちに変わるわけではなく1~2週間はかかりますですが、まず、すぐにウンチの様子や涙の様子が変化するので、食べ物が身体の小さなペットたちには大きな影響を与えることを目の当たりにしますよね。

良く身体を掻くペットやフケや涙の多い犬猫たちは、獣医さんに相談すると『アレルギーかも』と言われることが多くて、大手フードメーカーの医療食などを奨められたりしますが、実は、フードの成分によって、かゆみやフケが出やすくなっていることがほとんどだと、獣医学の発達した米や豪では言われています。つまり、本当はアレルギーではなくても、何を食べているかがアレルギー症状の原因となっている場合もあるので、フードの成分を良く見て選ぶことが重要なわけです。被毛に囲まれている犬たちが人間と同居するわけですから、皮膚や被毛に環境の影響が現れやすくなるからです。

また、水も大切です。
それも、人間と同じですね。

ちなみに、我が家では、国産の定評のあるものとオーストラリア産の厳選したものを混ぜて食べさせています。このフードに出会うまで、本当に長い道のりだった! それに、このブレンドに出会うまでも、長い道のりでした。また変えることになるでしょう。というのは、犬も猫も、やはり加齢によっても体質が変化するからです。うちの犬も、年齢が上がった時に、それまでのフードではなんだか涙が多くなったり掻くようになったりしたことがあり、誕生日の頃には、気をつけてみるように心がけるようになりました。

動物看護師をしている知人は、粗悪なフードを食べて人生を送ってきた老犬老猫はすぐにわかる、と言ってました。
老犬老猫の頃の成人病というか、長年の体内における蓄積のせいで、身体がボロボロで、むしろ介護が大変になるし、大病をしやすいとのことでした。なんだか、不摂生を続けてきた人の老人期の話を聞いているみたいでした。

ペットだから、ではなく、ペットだからこそ、普段からの食生活に気をつけてあげたいです。

ペットは自分で食べるものを選べないから。
  


Posted by はなみずき at 07:51 | Comments(0) | ペット自然食のススメ

 

ペット自然食の店

2008年04月01日

ようやく、ペット自然食をコンセプトとする無添加フードの店が、佐賀にもオープン



ホリスティックアニマルケア(身体の内部から健康にする考え方)に基づいて商品開発されたペットフードを中心に

生産者や製造方法、天然素材にこだわったフードやおやつが置いてあります

そのほか、有名ブロガーさん達のオリジナルブランドのカラーやリード、お洋服、ペットの介護服などもあり、

と~ってもラブリー!

それらは、サイズで注文もできるらしいです

ペットに癒されている私たち

ちょっと立ち止まって、多忙な毎日のなかで置き忘れているものに気づかせてくれる

そんなペットたちとのスローなライフスタイルを提案するのがコンセプトだとか

プレオープンは今日


詳細はスタッフさんのブログでみることができます

場所はこの辺り icon15


  

Posted by はなみずき at 06:03 | Comments(0) | ペット自然食のススメ

 

まるちゃん

2008年02月24日



まるちゃんです。

佐賀市兵庫町藤木で会いました。

12歳のゴールデンレトリーバー



そんなご高齢とは思えないほどの美しい毛並み

オーナーさんがとても大切にお世話なさっているから

オーナーさんは、佐賀市内で活躍するペットシッターの卵のMARUSTYLEさんです
  

 

トム君

2008年02月23日



トム君(ビーグルとハスキーのmix)です

鍋島町で会いました

お母さんのお買い物についてきて、今、待っているところです

おりこうさんでした
  

 

犬猫展示販売反対!

2008年02月16日

昨日の佐賀市内で配られた新聞の挟み広告に、2月18日に久留米市で、

犬猫の展示即売会を開催する、という広告が入っていました



これは、パピーミルという動物愛護からみると悪徳業者と同じです

ミルとは挽き石のことで、ぐるぐる回すとどんどんモノが出てくるもの

珈琲も挽きますし、大豆を挽くときなこがでてきます

それと同じ

パピーミルは、雌犬を閉じ込めて生む機械として扱い、どんどん生ませて

散歩もさせないので身体が悪くなると、殺処分

売れない子犬も殺処分

売れ筋を大量生産するので、遺伝疾患や病気を持ったことを隠して売られています

その後のフォローは、チラシでは「フォローします」と書いてありますが、

その業者指定の獣医師でなければならず、その獣医師のいるところは、佐賀県ではありません




こうして、犬猫の命は人間の欲望に翻弄されていくのです

今、動物愛護管理法が改定されたのですが、こういった業者を取り締まることはできません

ヨーロッパのように『生体展示即売』そのものを禁止しないと、いつまでも動物は

人間の欲望で、命を粗末にされたままです

生き物の命を粗末にする人間は、品性を失っていることに、なぜ気づかないのでしょうか



今の日本は、こういった業者の儲け主義の動きを阻止するためには

展示即売を買わないという市民の意識向上によってしか

歯止めをかけることができません




私は、犬猫の生体展示即売に断固反対します

これを読んでくださった方のなかで賛同してくださる方、

久留米の会場に行かないようにしましょう!

お友達にも知らせて、行かないように説得してください

生体の展示即売には、客が寄り付かない!と業者に思い知らせましょう!



犬猫を家族に迎えたい人は、然るべきところから迎えるべきです

家族として長く一緒に暮らすのですから、健康な犬猫を迎えるためには

繁殖者の顔がわかっていることは、お互いの信頼のためにも、重要なポイントです


  


Posted by はなみずき at 07:29 | Comments(1) | 動物愛護

 

続報!捨て犬

2008年02月10日



Sさんから、その後の連絡を頂きました。

捨て犬を拾った場合は、『遺失物拾得』になるので

いったん警察に届けなくてはなりません

なので、警察に「拾いました」と届けて、しばらく持ち主(飼い主)が現れるまで待ちます

その間、この犬は、Sさんが預かった形になります

しばらくの期間待っても飼い主が現れなかったら

そのときは、Sさんが引き取る意志を表明しているので、警察が書類上、Sさんに委譲することになります

それからでないと、鑑札がもらえないことになっているのです。

警察から譲渡されたとき、Sさんは市役所に届けを出し、犬の鑑札(犬の住民票と同じ)をもらいます

この鑑札をもらってから出ないと、飼い犬用のワクチンを、通常は、獣医さんは打ってくれません

こういった手続きは、犬を守るために、とても重要なことです


これからしばらくは、この犬は、Sさんちで大切に守ってもらえますが

鑑札をもらって初めて、名実共に本当の家族となることができます

鑑札をもらったあとは、どの犬にも、鑑札をつけておくべきです


  


Posted by はなみずき at 07:59 | Comments(4) | 動物愛護

 

捨て犬は虐待です

2008年02月09日



とある道の駅で、捨て犬に出会いました。
道の駅の人たちも困っていました。
近々、保健所を呼んで捕獲してもらう、と、言っておられました。

保健所に連れて行かれたら、すなわち、殺処分です。

放っておけなくて、連れて帰ってきました。

我が家では飼えないので、カラー(首輪)・リード(綱)を買って、

動物病院で健康診断をしてもらって、預かってくれるボランティアさんに委託しました

身体は健康だけど、ダニがいっぱい、



気になったのは、大人しいけど人に怯えるところ。

可愛がられていなかったのでは?

怖い思いをさせられて、その結果、大人しくなっただけでは?



飼い主はいたかもしれないけれど、

首輪も鑑札もつけてなくて、道の駅の人の話では、「放置」「捨て犬」でした



平成18年から国の法律が変わり、

犬や猫を捨てる=動物遺棄は虐待で、罰金刑です

飼い主の意識の問題です

飼えなくなったなら、遺棄以外のほかの方法を探して欲しい

命を大切にする生き方をしていない人は、ご家族にもやさしくできるのでしょうか



この犬は、幸いにもボランティアさんが引き取りたいと申し出てくれました

もし、1ヶ月探して飼い主が見つからなかったら、ボランティアさんちの犬になります

家庭犬として、家族に大切に可愛がってもらう余生を送って欲しい

幸せになってね

私も見守ります!
  


Posted by はなみずき at 08:46 | Comments(0) | 動物愛護

 

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