2007年11月19日

トイレの躾(その3) ~食糞を止めさせる


(イメージ写真:本文とは関係ありません)

クロのトイレの躾の過程で、すご~く困ったのは 食糞 でした

食糞とは、文字通り、ウンチを食べることです

犬は雑食と言われ、実際、雑食ですが、

ペット自然食のセミナーを受けた時に、犬の解剖学で学んだことは

人と共存する歴史の中で「雑食」にされて来たけれど

解剖学上は、まだまだ肉食の方が向いている骨格と胃腸を持っているのだそうです

そのため、フードの消化率は人間ほどではなく

食べたものの多くがそのまま便として出てきてしまいます

なので、ウンチがとても美味しそうな匂いがするのです

ほとんどのフードが、肉食のワンコたちの食欲をそそるように、肉の匂いをつけてあるからです

クレートトレーニングをする前のクロは、よくケージに入れていましたので、

ケージのトイレ部分に自分が出したウンチの匂いに惹かれて

ウンチをおもちゃにしたり、食べたりする癖がついてしまいました

ウンチを口にくわえたら叱られたりするのを、「構ってもらえた!」と勘違いして

余計に、ウンチで遊んだり食べたりするようになってしまったのです

クレートトレーニングで、室内の排泄はすぐに身につきましたが

食糞の癖は、それからも5ヶ月位、つまり、生後11ヶ月くらいまで続きました

食糞に効くという薬を混ぜて食べさせ、ウンチを苦くしたり

いろいろやってみましたが、結局、ネットで相談に乗ってもらった結果、

ウンチをしたら何も言わず慌てず、直ちにウンチを取り除き、

その代わり、ウンチをしたら直ちに大好きなオヤツを見せて、ウンチから気をそらして食べさせる

食べたら直ちに大げさに声をかけて褒め、

ウンチをしたらオヤツが食べられるし、構ってもらえる!

という流れを作りました

おやつは肉系のものにしましたので、ウンチよりずっと魅力的な匂いがしたようで

ようやく効果が出始め、ウンチを食べずにトイレシーツから出てきて

オヤツを求めるようになって、ウンチをしても、ウンチを気にしなくなりました

1歳を過ぎた頃には、ウンチをして褒められるだけで、

おやつを与えなくても、食糞をしなくなりました

それから今に至ってます

これも、子犬育てで苦労した思い出の1つです

クロの子犬育てから学んだことを生かすことができたので

おかげでシロの時は、トイレの躾に苦労しなくて済みました



クロにもまだ課題はあるし、シロもトイレ以外に課題があります

でも、それなりに家庭で一緒に暮らすための習慣を身に付けてくれたので

叱らないで、お互いに穏やかに癒しあう存在になっているのではないかと思っています
 

Posted by はなみずき at 17:26 | Comments(0) | TrackBack(0) | 家の中でのしつけ
 

2007年11月18日

トイレの躾(その2)

3年半前、クロがうちに来たとき、私にとって犬を飼うのは生まれて初めてのことで

本当に戸惑いました。

できるなら、飼いたくなかったけど、家族がどうしても飼いたいというので

10年越しで説得されて折れたっというのが、ホントのところでした

でも、お世話は私にかかってきました

自宅にクロが着いたとき、この小さな震える命は

母犬から離され、安心できるところから、見も知らぬ所に連れてこられ

不安で怖くてたまらなくて震えているのだ

この子の命は、私たちの手にかかっているのだ

私たちに託されたのだ

と思った時、犬が嫌いとか、飼いたくなかったとか

そんな思いは吹っ飛んでしまい

なんとかしなければ、と、思ったのでした

それから、猛烈に勉強しました


(参考写真:本文とは関係ありません)


face02face02face01face02


とはいうものの、

クロの躾には、本当に苦労し、悩みました

そもそも犬は好きじゃなかったので、心に重くのしかかってきました

中でも、トイレの躾は、本当に手を焼きました

言って聞かせても言葉が通じるわけじゃないし

気がつくと、トイレシーツはボロボロに食いちぎられて、

部屋中にフワフワ飛んでいたし

ウンチを踏んづけたり、ウンチで遊んでいたり

クレートトレーニングに出会うまでは、トイレのしつけで、私はノイローゼになりそうでした

クンクンキャンキャン泣くのにも困りました

福岡まで、犬の躾の先生のところに相談に行ってみたり

自宅にドッグトレーナーさんに来ていただいて、訓練を受けさせてみたり

------

だから、クレートトレーニングに出会った時、驚きました。

コチラの思いで、一方的に躾をするより

犬の生態に合わせた訓練をする、というのが納得できました

犬の身体の仕組みや生態を良く知り、それにあわせつつ、

人と共存するために必要な行動を学習するように導く

なんて理にかなっているのでしょう

私みたいなシロートにもわかりやすかったし

その上、必死になって犬を叱り続けなくて良いのです

とても気持ちが楽になりました

仕事で疲れて家に帰っても犬の躾で悩み、叱り付けるという行為は自己嫌悪に陥るものでした

躾の先生もトレーナーさんも教えてくれなかったクレーとトレーニングとの出会いは

ネットでした

ネットで検索しウェブサイトで勉強しました

つまり、独学でした


face01face02face01face02


クロは、生後2ヶ月でうちに来て

試行錯誤の挙句、生後6ヶ月までトイレを覚えることはできませんでした

生後6ヶ月の頃から、独学でクレートトレーニングを開始したのですが、

トイレシーツの上でする、ということは、クレートトレーニングを開始してから1週間で学習しました

それまでどうやっても教えられなかったことが、たったの1週間で身についたのです

驚きました

今に至っても、トイレシーツの上に行ってからトイレをする習慣のままです

ときどき、小も大もシーツからはみ出すことがありますが、それはご愛嬌!

クレートトレーニングを始めて以来、クロは一度も叱られたことがありません

いたづらはしないわけじゃないのですが、

叱らないで教える方法を飼い主が身につけたから です

叱らないで教えることができる、というのは、飼い主の心理的にも本当に気持ちが楽です

犬を飼うのは楽しい、と、ようやく思えるようになったのでした


 

Posted by はなみずき at 08:00 | Comments(0) | TrackBack(0) | 家の中でのしつけ
 

2007年11月17日

トイレの躾(その1) ~クレートトレーニングの効果

今日は、トイレの躾の話。クレートトレーニングの効果について、です



クレートトレーニングをしていると、トイレのしつけが簡単になります

犬は、自分の巣が汚れるのを極端に嫌うDNAがありますので、その性質を利用するのです

トイレの躾をやりたい、あるいは、トイレの躾をやり直したいと思ったら、

まずは、クレートトレーニングを開始すると良いです

まだ子犬の時だったら、大体4時間ごとに排泄をするので、

そろそろ排泄の時間だな~っと思うチョット前くらいに、クレートトレーニングをします

そして、20~30分は入れて啼いていない時に出してやると

大抵の場合、クレートから出て10分以内くらいに排泄をするようになります

(その時、トイレシーツが敷き詰められたケージに入れて
そこで排泄させてやると、必ずトイレシーツの上でする、ということを学習します)


排泄をしたら、2秒以内にいっぱい褒めてやります

我が家の場合、クレートから出た後に排泄したら、おやつもあげてました

それにより、遊びクレートトイレおやつ という見通しを持つようになり

おやつをめざして、トイレをするようになったほどです(^^)



今すでに成犬の場合、トイレのやり方は今までどおりにしておいて、

とにかくクレートトレーニングを開始します

成犬の場合、クレートに長くいられるようになった時が、トイレの躾のやり直しのポイントです

成犬は、排泄が一日1回か2回程度に身体が出来上がっていますから、

クレートトレーニングも、朝と夕方、散歩の前にするように変更します

(クレートトレーニング開始して慣れた頃にこの段階に入ります)

成犬が、長時間黙って入っていられるようになるまでは、トイレのしつけを抱き合わせず、クレートに慣れることだけを目的にします

1つの訓練で、いくつも目標を持つと、犬が混乱しますので気をつけましょう



クレートに長時間黙って入っていられるようになったら、

次に、クレートに入れる時間帯を、朝と夕方のトイレの時間前に固定します

この段階では、できれば、ご飯を食べさせて直後に、クレートに1時間ほど入れます

すると、大抵の場合、クレートから出て10分以内に排泄をするようになります

排泄をしてから、散歩に連れ出すようにするのです

(散歩中には別の訓練をするためにおやつを使うと良いので、

散歩から戻っておなかが空いているということはあまりありません)



こういうやり方を続けて、うちのシロは、散歩中には外では排泄をしなくなりました

外で排泄をしない訓練のためには、散歩中にいくつかのトレーニングも必要ですが

散歩中に排泄をしない躾をしていると、

社会の一員としての犬のマナーとして、非常に好ましいです

また、我が家の愛犬の場合、トイレの躾ができてからは、

車での長時間旅行も楽にできるようになりました


(我が家の場合、クロの方は、まだ外でも排泄しちゃいます!
クロのこのトレーニングは中途半端だったので、
やり直したいな~
ま、でも、ちゃんと糞を拾って、オシッコは水で流すようにするという
飼い主側のマナーを守ればオッケーなので、ヨシトスルカ)


face01face02face01face02

私は、実は、働いているので、
こういったトレーニングを、自宅にいる間の短時間にやります
掃除している時とか、メールしている時とか
テレビを見ている時とか
計画的な時間の使い方って、犬の躾だけじゃなく
家庭生活には必要なことです
家族の不意な動きに中断されたり計画変更を余儀なくされることもあるので
そんな時もイライラしないで
また今度!っと思うよう
気を長く持つことも大切だと思います


 

Posted by はなみずき at 07:37 | Comments(0) | TrackBack(0) | 家の中でのしつけ
 

2007年11月15日

室内での躾(その2)~クレートトレーニング②

クレートトレーニングのつづきです

我が家には2頭の愛犬がいます

4歳のクロと2歳半のシロで、どちらも室内飼いです

実は、我が家もクレートトレーニングはまだ完璧というわけではありません

だから、これを読んでくださる方と共に、躾を進めていけたらなと思って書いています。


face01face02face01face02


クレートトレーニングを開始して良かったなと思うことは

飼い主との室内での関係が少し変化したこと

特に、主従関係に良い影響があったと感じられること

それと、室内で、愛犬たちの行動の統制が取れやすくなったこと、が挙げられます

犬にとってクレートは、啼いたからといって扉が開く所ではありませんから

無駄吠えもぐ~んと減りました

4歳のクロは、長年続けているので、まったく無駄吠えをしなくなりました

2歳半のシロも、玄関のピンポンの音以外は、吠えないコになりました

それは、とても助かっています

(シロには、もっと学習して欲しいところですが、待つしかないですね)

-------

クレートトレーニングを開始する時

そのワンちゃんが大好きなおやつを使って、楽しい出来事にしてあげるようにします

我が家では、そのおやつは、躾のときだけしか使わないようにしてみました

つまり、訓練の時だけ食べることができるようにしてみたのです

効果、ありました。 真剣さが違います!

でも、犬ですからね、集中力は長くは続きません

毎日、少しずつ、継続することが大切みたいです

気を長く持つこと!です

クレートが楽しい思いをする所になれば、自分の城のように思うようになります

だから、いつでも好きな時に入れるように、

訓練以外のときでも、クレートの扉を開けて室内に設置しておいてあげます

写真は、うちのシロが、遊び疲れて自分のクレートに入って休憩しているところですicon15


こうなれば、もうこっちのものです!

「ハウス!」のコマンドで、自分からクレートに入ってくれるようになるのも間近です

「ハウス!」のコマンドでクレートに入ったら、すぐにおやつをあげて、扉をしめましょう

そのかわり、「ハウス!」のコマンドを出さない時に、写真のように自分から進んで入った時は

閉めないで、いつでも出ることができるようにしておきます

あくまでも、飼い主のコマンドに従うようにするのがトレーニングなので、

コマンドが出された時は、扉を閉められても次の「出てよい」というコマンドまでじっと待つ!

のが、目標

だから逆に、自分から入った時は自分で出ることができるよう、扉もそのままにします


face01face02face01face02


犬の躾で、もうひとつ大切なことは、飼い主の態度を一貫させることです

犬の躾は、飼い主の姿勢の見直しである、とも言えるみたいですface07

あ、これは、私の反省を込めた、自分への覚書です(^^)


*次回は、クレートトレーニングがもたらす、トイレの躾への効果について書きますね


 

Posted by はなみずき at 06:45 | Comments(0) | TrackBack(0) | 家の中でのしつけ
 

2007年11月14日

室内での躾(その1) ~クレートトレーニング

社会の一員としての躾を犬にするには、

まず、犬自身のために、クレートトレーニングをしておいてやると、

一生安定した暮らしの基盤ができます

クレートとは、ペットショップ等で売ってあるバリケンなどのハードキャリーのことで

移動用や旅行用などに使います

これを、自宅内での訓練に使うのです

やり方は

【クレートトレーニングの第1日目】
1.ワンちゃんが見ているところで、ワンちゃんの好きなオヤツをクレートの入り口近くに入れ、入り口の扉を閉める

2.ワンちゃんがオヤツを欲しがって、扉をガシガシしたらしめたもの!

3.扉を開けて、オヤツを食べさせる。

4.もう一度オヤツを出して、今度はクレートの奥に置く

5.ワンちゃんが自分から入って、奥にあるオヤツを食べるのを見守る

6.4と5をもう一度繰り返すが、そのとき、入り口の扉をしめてから食べさせる

7.食べ終わったら、扉を開けてやる

8.オヤツを見せると、扉の中に自分から入っていくよう誘導する

9.身体全体が入ってしまったら扉をしめて、扉の閉まった状態で、オヤツをあげる

10.食べ終わったら、30秒~1分程度、じっと待って、クンクン言う前にもう1個オヤツを上げ、食べ終わったら出してやる。

第一日目は、これで終わり。(一日目、これを、午前午後と2回実施しても良い)



【第2日目以降】
1.1~6までを繰り返すが、その際、クレートにワンちゃんが入る瞬間に「ハウス!」と、1回声をかける。

2.1日目の10番目の30秒~1分待つ時間を、毎日、少しずつ延ばしていく

3.その時、カバーをかけてやる

4.ここまでの手順をきちんと追えば啼くことはほとんどありませんが、それまでの飼い主との関係によっては扉をしめられると啼く場合もあります。クンクン啼くようなら、時間を短くしてよいですが、いったんクレートに入れてカバーを掛けたなら、啼いたからという理由では外に出さないことがポイントです。なきやんだところを見計らって、出してあげます。
ワンちゃんは頭が良いので、この手順を繰り返すことによって、この中に入っていたら啼かない、と、学習します。


我が家の愛犬のクレートトレーニングの様子です


カバーを掛けます


カバーを掛けると外が見えないので、犬はそれによって安心感が増すのです

犬はその昔、オオカミでした

巣は、洞穴でした

だから、クレートが家の中にあって

毎日自分だけのクレートに入れると、心理的な安定も増すのです

我が家の愛犬は、すでに4歳と2歳半ですが

今でも毎日1時間程度、入れるようにしています

パピーの時は少し啼いていましたが、啼かないで待つことができるようになりました


クレートトレーニングは、トイレの躾を簡単にしてくれます

散歩のマナーを教えるなど、躾の大切な基本を形作る手助けとなります

犬を怖がる来客の時も、おとなしく待っていられるようになります

その上、台風や地震などの天災で、一時的な避難をしないといけない時にも

クレート生活に慣れているワンコは、精神的にとても強いのです

大型犬、小型犬など、大きさにかかわらず、また、室内飼い、外飼い、

どのような場合もクレートトレーニングは可能です

ワンコを愛している人なら、自分が世話できない日にも備えたクレートトレーニングを

習慣付けておくと良いですね


 

Posted by はなみずき at 08:13 | Comments(2) | TrackBack(0) | 家の中でのしつけ