2009年04月03日

NY愛犬サークルの方々との出会い②

ホテルを出て、近くのカフェに移動して、おしゃべりはまだまだ続きます。

イチローちゃんです。5歳。トイプードル。セラピードッグとして活躍しています。


コノちゃんです。5歳。MIX。


コノちゃんは、ニューヨークのとある捨て犬シェルターから引き取られました。飼い主さんは日本から移り住んだ方ですが、犬を飼いたいと思った時、シェルターから引き取ろうと決めて、何回かシェルターに通ったんだそうです。最初はまだどのワンコにするか決めていなかったけど、コノちゃんが家族を求めていると知って、ぜひコノちゃんの家族になりたいと思って、改めて応募したんだそうです。

ニューヨークでは(アメリカでは)、シェルターから犬猫を引き取る時、人間の側が審査されます。
しかも、引き取るのは、有料です。

結構厳しい審査があり、1回会いに来たからって、引き取る許可は下りません。何度も通って、意思表示をしないといけません。書類審査に通った人だけが、欲しい犬猫と接してみるというHands-onの実習式審査があります。
審査が厳しいのは、飼い主が責任放棄して二度と同じように捨てられる、という事態が来るのを避けるためです。
また、実習式審査は、犬と飼い主の相性をみて、これも、相性が悪くて発生する不幸を避けるためです。


コノちゃんのお母さんが、コノちゃんを引き取りたいと願って審査会に出向いた時、ものすごい列だったので並んでいる人に聞いてみたら、みんなコノちゃん目当てだったのですって。ほかにも家族を求めているワンコは多数いたのに。

なんで、今のお母さんのお家に引き取られることになったかって?
それは、実は、コノちゃんは、捨てられる前に虐待を受けていたので心に傷を負っているから、引き取るお家の家族構成やお世話の中心になる人の生活時間、経済状態(病気などの診療代は高いので)、などなどの審査項目の上に、コノちゃん自身が、その人になつくか、というポイントが一番重要だったそうです。

書類審査を通過したお母さんが、面接日に行ってみると、「しばらくコノちゃんと遊んでみてください」と言われたんだそうです。それで、コノちゃんの様子を見ながらやさしく接してみたら、コノちゃんが自分から寄ってきたりしたそうですが、コノちゃんのペースに合わせるようにしていたそうです。しばらくして、コノちゃんは、その部屋の中である行為をしたんだそうです。それは、オシッコです。そのことが、審査員の人たちの目に留まり、「コノちゃん、この人のそばにいると安心できるんだね。だからおしっこができたんだね」ととても喜んでもらい、このお母さんのお家の子になることが決定した、という経緯があります。

*うちの愛犬たちも、留守番している間はおしっこをしないでいて、私が帰宅して私の顔を見たら、排尿をします。ホッとする時に排尿するって、なんだか経験からわかります。


どの家族にも、どのワンコにも深い深い、心温まるストーリーがあります。

その後、コノちゃんは、心優しいお母さんと、静かな暮らしを楽しむようになり、今では、イチローちゃんと一緒に、高齢者ホームの訪問活動、そう、アニマルセラピーの重要な活動メンバーとなったのです。

癒された犬しか、人を癒すことができない。。と、私の師匠のひとりであるまあるさんはおっしゃっていました。

まさに、コノちゃんは、そんな子だったんだなぁ。。

まるで、『運命の犬~ディロン』のディロンのような生い立ちのコノちゃん。

たくさんの人たちを癒しているコノちゃんとイチローちゃん、
あなたたちも、どうぞ、幸せな人生を送ってね。

飼い主さんたちと共に。。。


心のあったかくなる出会いでした。


(つづく)

 

Posted by はなみずき at 16:05 | Comments(2) | TrackBack(0) | 海外情報
 

2009年04月02日

NY愛犬サークルの方々との出会い①

ニューヨークに来ています。

出国前に、ニューヨーク在住の知人を通じてコンタクトを取っていた『ニューヨーク愛犬サークル』の方々が、わざわざ私の滞在ホテルに会いに来てくださいました。



イチローちゃんとコノちゃんです。

アメリカは、犬は市民なので(とはいっても何でも許されるわけではないけど)、公共の施設はほとんどOKなんです。

それで、最初はホテルのロビーで、ご挨拶して、しばらくお話を伺いました。



でも、いろんな人が寄ってきて、「ワンちゃん、さわっていいですか?」




もう、日本では考えられない光景です。

まず、そのことにびっくりしたなぁ、もう。

(つづく)

 

Posted by はなみずき at 20:45 | Comments(0) | TrackBack(0) | 海外情報