ペットフードの安全

2009年03月09日

去年の暮れ、12月の半ばに、環境省と農林水産省の合同小委員会である、ペットフード小委員会に参加してまいりました。

農水省と環境省の合同の委員会で、両省から、ペットフードの安全基準設定に関する両省の管轄部分の進捗報告と、両省が双方で責任を負う部分など、明確にされていました。

終わってから、農水省と環境省の担当の方々とお話し、直接、疑問や意見を交換する機会がありました。

今回の基準設定でいくつか????の部分があったのですが、一番、?だったのが、原材料の原産国がどこであれ、最終加工過程が日本国内であれば、袋に『原産国 日本』と表示してよいという部分です。さらに、原材料の原産地は記載しないことになってました。

それと、資料倉庫や店舗における保管状況に関することは何にも基準が設定されていませんでした。保管の状況によっては、そこで質の劣化が起きます。

また、海外でペットの職の安全に関する危険状況が発生した場合の国内向けの情報発信についても、一飼い主に届くことはあまり念頭に置かれていない情報ネットワーク構築がなされようとしていたので、その点には、きちんと意見を申し立ててきました。

一飼い主として、納得いかない事がまだまだ多々ありましたが、それでも今まで何もなかったよりはマシだとは思い、良い方向の動きであることは確かだと思います。

担当官と担当部署のしかるべき立場の方々のお名刺をいただいてきたので、今後も、ウォッチしていきたいと思いました。

なお、成分や表示に関してはも、今後検討されていくし、その内容は公開されていきます。

大切な家族の一員であるペットの食の安全についても、しっかりした目を持つ必要があると思います。




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この記事へのコメント
ペットフードの会議に環境省が関係する意味がよく分かりませんが、役人に意見されるとは大したものですね。

当方は新病院の開院が今月24日となりました。
動物用酸素カプセルも導入します。
Posted by shigie at 2009年03月09日 19:02
フードは農林水産省管轄ですが、そもそもペットに関することは環境省の動物愛護担当部署の管轄なので、フードの安全性はペットの福祉に関することなので、環境省がかかわることなのです。両省が同じ席について、一緒に会議を持ち、法律を整えたという点で、評価できると思っています。
Posted by はなみずきはなみずき at 2009年03月10日 14:39
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