捨犬捨猫の適正譲渡講習会
2009年03月20日
環境省が主催して全国で開催している「動物の適正譲渡講習会」に、仲間と一緒に参加してきました。
九州山口地区の県立動物愛護センターや保健所の職員さんがほとんどでしたが、地域協力ボランティアとして仲間と一緒に参加が許され、ご一緒に情報を共有し、研修をさせていただきました。
はじめと最後に環境省の方のご挨拶があり、その後研修。
講師は、私たちが推奨しているJAHA(動物病院福祉協会)のインストラクターである矢崎潤先生と羽金道代先生で、いよいよ環境省もJAHAの動物の福祉を高める活動を認めて連携しようとしているんだなぁと、感無量でした。
<写真は、矢崎潤講師>
私も現在、JAHAで数々の研修を受けていますが、動物側に立って、その命の尊厳を大切にするよう飼い主側や獣医療に働きかけてきた功績は非常に大きいものがあるのです。
『捨て犬・捨猫を無くす』活動と、その次の『捨犬捨猫の収容状態の適正化』『子犬子猫の正確の見分け方と引き取り手のマッチング』『成犬譲渡のやり方』などなどを、VTRを使って細かく具体的に講習を受けました。
非常に重要視されていたのは、譲渡会前の事前講習会および子犬子猫の社会化の重要性と、不妊手術&終生飼養を条件とすること、譲渡後のしつけ教室などでした。
子犬子猫の性質の見分け方と、引き取られる家族の特性による、もっとも幸せな譲渡の組み合わせについてはビデオ学習したあと、グループで事例検討などもありました。
私たちのボランティアグループも検討事項を発表しました。
講師陣は素晴らしい講習をしてくださったのですが、心に残った言葉は、「殺処分をどの自治体がゼロなのかということより、本来責められるべきは『捨てる人』なのです。『捨てる人』を無くすことが急務なのです』
やはり、殺処分ゼロをめざすには、飼い主教育が最も要ということは、環境省は認識しているんですね。
Posted by はなみずき at 07:46 | Comments(0)
| 動物愛護
九州山口地区の県立動物愛護センターや保健所の職員さんがほとんどでしたが、地域協力ボランティアとして仲間と一緒に参加が許され、ご一緒に情報を共有し、研修をさせていただきました。
はじめと最後に環境省の方のご挨拶があり、その後研修。
講師は、私たちが推奨しているJAHA(動物病院福祉協会)のインストラクターである矢崎潤先生と羽金道代先生で、いよいよ環境省もJAHAの動物の福祉を高める活動を認めて連携しようとしているんだなぁと、感無量でした。
<写真は、矢崎潤講師>
私も現在、JAHAで数々の研修を受けていますが、動物側に立って、その命の尊厳を大切にするよう飼い主側や獣医療に働きかけてきた功績は非常に大きいものがあるのです。
『捨て犬・捨猫を無くす』活動と、その次の『捨犬捨猫の収容状態の適正化』『子犬子猫の正確の見分け方と引き取り手のマッチング』『成犬譲渡のやり方』などなどを、VTRを使って細かく具体的に講習を受けました。
非常に重要視されていたのは、譲渡会前の事前講習会および子犬子猫の社会化の重要性と、不妊手術&終生飼養を条件とすること、譲渡後のしつけ教室などでした。
子犬子猫の性質の見分け方と、引き取られる家族の特性による、もっとも幸せな譲渡の組み合わせについてはビデオ学習したあと、グループで事例検討などもありました。
私たちのボランティアグループも検討事項を発表しました。
講師陣は素晴らしい講習をしてくださったのですが、心に残った言葉は、「殺処分をどの自治体がゼロなのかということより、本来責められるべきは『捨てる人』なのです。『捨てる人』を無くすことが急務なのです』
やはり、殺処分ゼロをめざすには、飼い主教育が最も要ということは、環境省は認識しているんですね。