犬蹴り殺しに有罪判決

2008年10月05日

犬蹴り殺しに有罪判決

有罪判決は当然だと思います。

命あるもの、しかもまったく関係の無い犬に対し、道ですれ違っただけなのに、職場の上司への鬱憤晴らしで蹴り殺すなんて。

子どもたちに教えていくためにも、命あるものを感情の赴くまま故意に苦しめたり死に至らしめることは、刑事罰に当たるほどの悪行なのだということが社会の常識になっていくことを願います。

犬にも気持ちがあるし、恐怖も感じるのです。

亡くなったチワワちゃんのご冥福をお祈りすると共に、飼い主様の気持ちが一日も早く癒されますように。

そして、なんとしても、小さな命は私たち人間の手の内にあり、彼らを大切に扱うことができるかどうかで人間の品格が問われているということが、多くの人たちとの共通認識になっていくことを願っています。



「上司に見えた」チワワけり殺し、44歳元会社員に有罪判決

 小型犬のチワワをけり殺したとして、動物愛護法違反罪などに問われた元会社員、田中善行被告(44)(名古屋市千種区)の判決が3日、名古屋地裁であり、野口卓志裁判官は「うっぷんを晴らすための自己中心的な犯行」として、懲役6月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。

 判決によると、田中被告は7月13日夕、名古屋市千種区の歩道で、男性の飼い主が散歩させていたチワワ(生後4か月)を右足でけり、内臓破裂で死なせた。

 捜査段階で田中被告は、「犬が怖かった」と供述していた。しかし、裁判では、当時勤めていたソフトウエア会社で、上司からどなられるなどし、自宅でも近所の犬にほえられて心が休まらず、「犬が上司に見えた。もう限界だと思った」と、動機を明らかにした。

 野口裁判官は判決後、「飼い主に与えた悲しみを認識してください」と諭した。

(2008年10月3日21時30分 読売新聞)




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Posted by はなみずき at 07:59 | Comments(1) | 時事ニュース
この記事へのコメント
実際にこんなことが起こってるんだとー悲しく思いました。
何にもーわるい事してないのに・・・

いきなりー蹴られて・・・その時のチワワの気持ち考えると・・・
考えるすきもなかったかも・・・いきなりだもんね。。。

怖かっただろうね~痛かっただろうね~
(助けて~)って叫びたかっただろうね

たった一つの大切な命を奪わなくても
何か別のことで解決できなかったのかー


その時のチワワの気持ちを思うとー
ほんとにーそんなことをした男が憎たらしいー。

飼い主さんの気持ちを考えるとーなんともいいようのない
こんなにひどいことをされて・・・
どんなに日がたっても忘れる事なんてできないことだと思います。
Posted by あき at 2008年10月12日 14:09
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