2007年11月14日
室内での躾(その1) ~クレートトレーニング
社会の一員としての躾を犬にするには、
まず、犬自身のために、クレートトレーニングをしておいてやると、
一生安定した暮らしの基盤ができます
クレートとは、ペットショップ等で売ってあるバリケンなどのハードキャリーのことで
移動用や旅行用などに使います
これを、自宅内での訓練に使うのです
やり方は
【クレートトレーニングの第1日目】
1.ワンちゃんが見ているところで、ワンちゃんの好きなオヤツをクレートの入り口近くに入れ、入り口の扉を閉める
2.ワンちゃんがオヤツを欲しがって、扉をガシガシしたらしめたもの!
3.扉を開けて、オヤツを食べさせる。
4.もう一度オヤツを出して、今度はクレートの奥に置く
5.ワンちゃんが自分から入って、奥にあるオヤツを食べるのを見守る
6.4と5をもう一度繰り返すが、そのとき、入り口の扉をしめてから食べさせる
7.食べ終わったら、扉を開けてやる
8.オヤツを見せると、扉の中に自分から入っていくよう誘導する
9.身体全体が入ってしまったら扉をしめて、扉の閉まった状態で、オヤツをあげる
10.食べ終わったら、30秒~1分程度、じっと待って、クンクン言う前にもう1個オヤツを上げ、食べ終わったら出してやる。
第一日目は、これで終わり。(一日目、これを、午前午後と2回実施しても良い)
【第2日目以降】
1.1~6までを繰り返すが、その際、クレートにワンちゃんが入る瞬間に「ハウス!」と、1回声をかける。
2.1日目の10番目の30秒~1分待つ時間を、毎日、少しずつ延ばしていく
3.その時、カバーをかけてやる
4.ここまでの手順をきちんと追えば啼くことはほとんどありませんが、それまでの飼い主との関係によっては扉をしめられると啼く場合もあります。クンクン啼くようなら、時間を短くしてよいですが、いったんクレートに入れてカバーを掛けたなら、啼いたからという理由では外に出さないことがポイントです。なきやんだところを見計らって、出してあげます。
ワンちゃんは頭が良いので、この手順を繰り返すことによって、この中に入っていたら啼かない、と、学習します。
我が家の愛犬のクレートトレーニングの様子です

カバーを掛けます

カバーを掛けると外が見えないので、犬はそれによって安心感が増すのです
犬はその昔、オオカミでした
巣は、洞穴でした
だから、クレートが家の中にあって
毎日自分だけのクレートに入れると、心理的な安定も増すのです
我が家の愛犬は、すでに4歳と2歳半ですが
今でも毎日1時間程度、入れるようにしています
パピーの時は少し啼いていましたが、啼かないで待つことができるようになりました
クレートトレーニングは、トイレの躾を簡単にしてくれます
散歩のマナーを教えるなど、躾の大切な基本を形作る手助けとなります
犬を怖がる来客の時も、おとなしく待っていられるようになります
その上、台風や地震などの天災で、一時的な避難をしないといけない時にも
クレート生活に慣れているワンコは、精神的にとても強いのです
大型犬、小型犬など、大きさにかかわらず、また、室内飼い、外飼い、
どのような場合もクレートトレーニングは可能です
ワンコを愛している人なら、自分が世話できない日にも備えたクレートトレーニングを
習慣付けておくと良いですね
まず、犬自身のために、クレートトレーニングをしておいてやると、
一生安定した暮らしの基盤ができます
クレートとは、ペットショップ等で売ってあるバリケンなどのハードキャリーのことで
移動用や旅行用などに使います
これを、自宅内での訓練に使うのです
やり方は
【クレートトレーニングの第1日目】
1.ワンちゃんが見ているところで、ワンちゃんの好きなオヤツをクレートの入り口近くに入れ、入り口の扉を閉める
2.ワンちゃんがオヤツを欲しがって、扉をガシガシしたらしめたもの!
3.扉を開けて、オヤツを食べさせる。
4.もう一度オヤツを出して、今度はクレートの奥に置く
5.ワンちゃんが自分から入って、奥にあるオヤツを食べるのを見守る
6.4と5をもう一度繰り返すが、そのとき、入り口の扉をしめてから食べさせる
7.食べ終わったら、扉を開けてやる
8.オヤツを見せると、扉の中に自分から入っていくよう誘導する
9.身体全体が入ってしまったら扉をしめて、扉の閉まった状態で、オヤツをあげる
10.食べ終わったら、30秒~1分程度、じっと待って、クンクン言う前にもう1個オヤツを上げ、食べ終わったら出してやる。
第一日目は、これで終わり。(一日目、これを、午前午後と2回実施しても良い)
【第2日目以降】
1.1~6までを繰り返すが、その際、クレートにワンちゃんが入る瞬間に「ハウス!」と、1回声をかける。
2.1日目の10番目の30秒~1分待つ時間を、毎日、少しずつ延ばしていく
3.その時、カバーをかけてやる
4.ここまでの手順をきちんと追えば啼くことはほとんどありませんが、それまでの飼い主との関係によっては扉をしめられると啼く場合もあります。クンクン啼くようなら、時間を短くしてよいですが、いったんクレートに入れてカバーを掛けたなら、啼いたからという理由では外に出さないことがポイントです。なきやんだところを見計らって、出してあげます。
ワンちゃんは頭が良いので、この手順を繰り返すことによって、この中に入っていたら啼かない、と、学習します。
我が家の愛犬のクレートトレーニングの様子です
カバーを掛けます
カバーを掛けると外が見えないので、犬はそれによって安心感が増すのです
犬はその昔、オオカミでした
巣は、洞穴でした
だから、クレートが家の中にあって
毎日自分だけのクレートに入れると、心理的な安定も増すのです
我が家の愛犬は、すでに4歳と2歳半ですが
今でも毎日1時間程度、入れるようにしています
パピーの時は少し啼いていましたが、啼かないで待つことができるようになりました
クレートトレーニングは、トイレの躾を簡単にしてくれます
散歩のマナーを教えるなど、躾の大切な基本を形作る手助けとなります
犬を怖がる来客の時も、おとなしく待っていられるようになります
その上、台風や地震などの天災で、一時的な避難をしないといけない時にも
クレート生活に慣れているワンコは、精神的にとても強いのです
大型犬、小型犬など、大きさにかかわらず、また、室内飼い、外飼い、
どのような場合もクレートトレーニングは可能です
ワンコを愛している人なら、自分が世話できない日にも備えたクレートトレーニングを
習慣付けておくと良いですね