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Posted by さがファンブログ事務局 at
 

2007年11月13日

盲導犬in皇居

先日の新聞に以下のような記事が載っていました。

皇居に入ったワーキングドッグ(人間のために働く犬)は、この盲導犬ルカが初めてだったというのです。



秋の叙勲で旭日双光章を受章した目の不自由な男性が七日、盲導犬とともに皇居・宮殿「豊明殿」に入り、天皇陛下にあいさつした=写真、代表撮影。宮殿に盲導犬や介助犬などの補助犬が入るのは初めて。

 男性は元京都府視覚障害者協会長、福島慎一さん(74)=京都府南丹市=で、盲導犬は四歳、雄のラブラドルレトリバー「ルカ」。

 豊明殿では、約六百人の受章者が並んで陛下にあいさつ。陛下は受章者にお祝いの言葉を述べられた後、壇上から下りて、いすに腰掛けた福島さんの前に。手を握りながら「順調によく付いてきますか」とルカの様子を尋ねると、福島さんは「助かっております」。陛下を前に、ルカは福島さんの脇できちんとお座りをしていた。

 福島さんは「受章も喜びですが、盲導犬を宮中に入れさせていただいたことは社会的にも大きな出来事と喜んでいます」と話し、ルカについても「今日はお利口でした。百点をやりたい」とほめていた。(東京新聞 11月8日朝刊より)



実は、3年前、介助犬と共に暮らしている私の知人が佐賀を訪問してくれた時

佐賀市内のどのホテルからも宿泊を断られたことがありました

とんでもないことです

私は、佐賀のお堀の傍にあるホテルを訪ねて

「介助犬や盲導犬の公共施設の立ち入りは、法令で認められています。障害を持っている人は、介助犬の助けなくしては生活も旅行もできないのです。宿泊させてください。」と、直談判に行きました。

ホテルの人は、断ったその事実自体に驚かれ、

もちろん、ホテル入館も宿泊もレストランにも入れてくださることになりました。

そればかりでなく、友達と介助犬のほかに、介助者のための部屋を無償で提供しましょうと申し出てくれました

東京に住むその友達と介助犬ワカ君は、おかげで楽しい佐賀旅行となり、今では良い思いでとなっていると言ってくれます

障害を持つ人も働く犬も、もっともっと一般人と同じ地域生活が営めるように

みんなで力を合わせていきたいものですね

機会あるごとに、話をして理解の輪を広げ、また、障害を持つ人も働く犬たちも、どこに行っても身近に出会えるコミュニティでありたいです。

皇居に盲導犬が入ったのは日本史上初!なんて、遅すぎますよね

国民の象徴であるロイヤルファミリィは、こういう面でも、一般人をリードしていただきたいものです

期待していますので、今後もどんどんやってくださいね。


 


Posted by はなみずき at 09:23 | Comments(0) | はたらく犬たち