ペットフードの安全に関する法案

2008年09月21日

今週は、動物愛護週間です。


今、環境省で、今年成立した愛玩動物の食の安全に関する法案(愛称:ペットフード法案)についてのパブリックコメントを募集しています。締め切り真近です。

ペットフードの安全に関する法案

この法案で規定している愛玩動物とは、犬と猫限定ですが、

身体は人間より小さく、また、自分で食べ物を得ることができないで与えられるものだけしか食することのできない愛玩動物の食の安全=健康の維持、ひいては命まで、飼い主の手のひらにあるのです。

今回の三笠フーズの事件、事故米・汚染米の流通だって、飼料として売られていることに関しては、ワイドショーでも一切問題とされていません。

市場に流通しているペットフードは、10キロ800円程度から500グラムで1600円するものまで、価格もさまざまです。

が、安かろう悪かろうの原理は、ここにも働いています。

高いフードは、それなりに食の安全に関する意識の高い水準が保たれますが、その分、どうしても経費がかかってしまいます。

安いペットフードが良ければ安いものを買えばよいのです。

ただ、その質や食の安全を考えなければ、愛玩動物の体内には有害物質が蓄積されていくのです。

この法律では、ペットフードの製造方法や成分を規定し、有害物質を含む製品の製造・輸入・販売を禁止するものです。

つまり、どのような価格のペットフードであろうと、日本国内に流通するフードは、最低でも有害物質を含まないものにし、ペットの健康面を守る目的があります。


どうぞ、犬や猫を愛する皆さん、より多くの意見が集まるほうが、よりこなれて現代日本の生活に見合った法案となることでしょう。

ご意見を届けてみませんか?




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Posted by はなみずき at 07:34 | Comments(0) | 時事ニュース
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